体験記

QQキッズを子供がiPadアプリで無料体験レッスン!口コミや評判、解約・退会方法も!

小学校1年生の娘がQQキッズを無料体験し、その後本登録して半年くらい継続してみました。
QQキッズは、GLOBAL CROWN(グローバルクラウン)に続いて2つ目のオンライン英会話です。
月額料金の安さとテキストの購入が必須ではないこと、フィリピン人講師のレッスンに興味があったことなどがその理由です。

まず始めにQQキッズのいいところと惜しいところのまとめです。

いいところ

業界トップレベルの料金の安さ
講師数が多い
講師のレッスンの質が一定
全員がオフィスからレッスン
全員がTESOL持ち
予約がしやすい
専用アプリで予約もレッスンもできる

惜しいところ

厳密には子供専用のオンライン英会話ではない
毎日プランがない
ポイントを翌月に繰り越せない
iPadの専用アプリの動作がイマイチ
キャンセルは12時間前でもポイントの50%を失う
英検、フォニックス専用コースがない
教材費がかかる
継続的な日本語カウンセリングサービスがない

ではそれぞれの項目の感想について、以下で述べていきましょう。

当サイトのQQキッズの評価

当サイトのQQキッズの評価はかなり高いです。
毎日プランのないポイント制のオンライン英会話としては業界トップレベルと言っていいでしょう。

料金
講師
予約
レッスン内容
教材・アプリ
サポート

体験レッスンの流れ

QQキッズの体験レッスンを受講する具体的な流れをご紹介します。

登録

まずはQQキッズに会員登録(入会)する必要があります。
公式でもQQキッズとして売り出していますが、厳密にはQQEnglishの登録し、子供向け教材で利用することを指すため、QQキッズというサービスは存在しません。
私も最初混乱したのですが、大人も子供もQQEnglishというオンライン英会話を使用することになるのです。
QQキッズは、単に子供向けオンライン英会話の入り口にある看板のようなものだと理解しています。

QQキッズから登録画面に進むと、いつの間にかQQEnglishとして進んでいくことになりますが、気にせず登録していきましょう。

予約

登録後、予約していきます。
1回目の初回レッスンでは、まずは日本人事務局の人との対面で、その後講師にバトンタッチ。
その際の講師は選べません。

体験1回目

日本人事務局の人と簡単なやり取りの後、フィリピン人講師とバトンタッチしました。
初回はレベル判定を兼ねていて、フリートークが多めです。
ベネッセの「ワールドワイドキッズ」と専用のオンライン英会話を少しやっていたので、多少の表現は分かっていましたが、聞き取りは得意ではないため親も少し手助けしながら進めていきました。

レッスン終了後、次回から教材として「smart kids 1」でいい、というレビューを頂きました。

今にして考えると、あまり手助けせずに素の状態でレベル判定をしてもらった方が良かったな、と思いました。

体験2回目

2回目の体験レッスンからは、予約の際に講師を選ぶことができます。
1回目のレッスンで指定されたとおり、「smart kids 1」というテキストで予約しました。

内容としてはさほど難しくはなく、当時の娘の英語力としては妥当かな、というレベルです。
フィリピン人講師らしい楽しい雰囲気と、上手にできた時のトロフィー効果で、当時7歳の娘も楽しんでレッスンできていました。

ただ、QQキッズは「お勉強」感のあるオンライン英会話で、子供向けの教材コースでも大人のスピード感でどんどん進んでいくので、「レッスンだけだと、このままじゃついていけなくなるな」という予感がありました。

きちんと予習・復習をすればいいのですが、QQキッズでは予習・復習教材が授業後のレビューにある練習問題しかなく、7歳の子供が一人で学習するには十分とは言えません。

結局、フォニックスの学習も一から始めたかったため、本登録後のレッスンでは「smart kids starter」というレベルの教材で学習し直すこととしました。

本登録へ

体験レッスンに満足したら、本登録してみましょう。
私は本登録後、半年間継続して現在は休会しています。
やめた理由は後述します。

体験した感想

ここからは実際の各項目を体験した感想をお届けします。

料金

料金の安さは、ポイント制としては業界トップです。

コース料金単価
月4回(200ポイント)2,178円544円
月8回(400ポイント)4,053円506円
月16回(400ポイント)7,348円459円
月30回(400ポイント)10,648円354円

※1レッスン 50ポイント講師が標準となります

QQキッズの料金形態の惜しいところは毎日プランがないところと翌月への繰越しができないところです。

毎日プランのあるオンライン英会話、例えば学研のkimini英会話では月額6,028円です。
この場合、月のレッスン回数とレッスン単価の関係は以下のようになります。

レッスン回数料金単価
月4回6,028円1,507円
月8回6,028円753円
月16回6,028円376円
月30回6,028円200円

なので、週2回ならQQキッズ、週4回以上できるならkimini英会話のような毎日プランのあるオンライン英会話のほうがメリットがあるといえますね。

また、QQキッズは翌月へのポイントの繰越しができないので、消化しきれなかったポイントは、後述するポイントシェアを除いて捨てるしかありません。
月末近くにポイントが余ることが分かった場合は、ポイントの高い講師を予約する、という手段も取れますが、ポイントが高い講師は人気講師なので急には予約が取りにくいんですよね。
エイゴックスやハッチリンクジュニアのように、ネイティブ講師や日本人講師もいれば一気に2倍以上のポイントを使うこともできますが、QQキッズはフィリピン人講師のみです。
せめて翌月へのポイント繰越があれば融通がきくと思うので、今後に期待したところですね。

アカウントの家族共有はないけどポイントシェアは可能

QQキッズではアカウントの家族共有はないため、ポイントが消化しきれないから親や兄妹が代わりにレッスンする、ということは、同一アカウントではできません。
ただし会員同士のポイントシェアはできるので、家族も会員登録していれば、ポイントが余っている側からシェアすることが可能です。

ポイントシェアという名前ですが、厳密にはポイント自体をシェアする訳ではなく、自分が保有している50ポイントを消費してレッスンチケットをプレゼントする、という仕組みです。
このレッスンチケットは50ポイント講師しか予約することができないので注意が必要です。

講師

QQキッズの講師はとても高評価です。
具体的には、以下のような素晴らしい点があります。

・講師数が多い
・講師全員がオフィスからレッスン
・講師全員がTESOL持ち
・レッスンの進め方どの講師でも一定でカリキュラムに忠実

講師数は、DMM英会話やネイティブキャンプのような最大手には負けますが、1000人以上を擁する業界トップレベルと言っていいでしょう。
それでいて、どの講師もカリキュラムに忠実に教えてくれて、失礼ながれ「ハズレ」だと思った講師の人はいません。
通信環境も、半年ほど継続してトラブルがあったのは1回くらいです。
そのトラブルは講師の音声が聞こえないというもので、5分ほど待ちましたが、すぐに解決してレッスンを再開できました。

講師ごとの違いがあるとすれば、以下のようなものでしょうか。

・話すスピード
・トロフィーをくれる数
・こちらが返答に詰まった時にじっくり待つか、すぐフォローを入れるか
・授業中のテンション

ゆっくり話してほしいというリクエストは毎回送るのですが、リップルキッズパークやハッチリンクジュニアなどに比べるとゆっくりではありません。
QQキッズは結局はQQEnglishという大人と共通のオンライン英会話のせいか、「ゆっくり」の基準が、純粋な子供向けオンライン英会話よりも早いです。

講師のテンションについてはレッスン内容に直結するわけではありませんが、結構講師ごとに違います。
淡々とカリキュラムを進める人もいれば、娘が「芸能人のロイ君みたいで大好き」というハイテンションな男性講師もいます。
繰り返しになりますが、QQキッズは子供専用のオンライン英会話ではないため、講師も大人でも子供でも同じようにレッスンをする人もいるのでしょう。
講師のこういった点が気になる場合は、完全な子供向けオンライン英会話を選んでみることをおすすめします。

予約

QQキッズのレッスン予約は、講師数が多いのでとても取りやすいです。
予約時の講師検索も、性別、過去の受講歴などで検索できますし、検索結果を評価が高い順などでソートできるのも便利です。
<予約画像>
<検索結果の画像>

予約はレッスンの15分前まで可能で、講師を選ばなければ予約が取れないということはありません。
ただしキャンセルは注意が必要で、レッスン12時間前から予約に必要なポイントの50%を失ってしまいます。
また、1時間を切ると100%を失います。

我が家では子供にスケジュールを聞いてから予約しているので、ついつい当日の朝の予約となりがちですが、子供が学校から帰ってくると「今日○○時(レッスン時間)に友達と遊ぶ約束してきた〜。」と言われ、泣く泣くキャンセルすることもたまにあるので、何回か経験しました。

レッスンの要望

予約時にレッスンへの要望を出すことができます。
この要望はレッスンごとに行うため、「ゆっくり話して欲しい」などの要望がある子は毎回出すことになるため、少し面倒でした。
この辺は、ハッチリンクジュニアのように基本設定にできるといいのですが。

また、大人向けのQQ Englishと共通のためか、要望のニュアンスが大人向けなのが残念なところ。(個別に入力することもできますが)
「ゆっくり丁寧に話してほしい」と毎回要望するのですが、子供には早く感じます。

講師が直接確認する仕組みのようで、自由に入力する欄には英語で入力することとされています。
この点も、英語だと細かい内容まで伝えられないので、サポートの方にもう少しお願いしたいところですね。

レッスン内容

レッスンの質は一定でとてもいいです。
どの講師でも比較的同じように教えてくれるので、安心感があります。
ただし、英検対策やフォニックス対策重視でレッスンを受講するのであれば、少し注意が必要です。

英検対策は3級以降の二次面接対策がメイン

QQキッズの英検対策は、準1級~3級の二次面接対策と5級のボキャブラリー対策しかありません。
また、英検対策コースはレッスン料が最初から+25ポイント設定となっているため、他のレッスンよりも割高です。

もちろん、筆記対策は自力で別教材でできる!オンライン英会話では二次面接だけ鍛えたい!という方は十分だと思いますが、筆記試験も含めて英検対策を全部任せたい!という人には他のオンライン英会話も検討するといいでしょう。

フォニックス専用コースも別教材で+25ポイント

フォニックスは初級レベルの教材「smart kids starter」でも触れますが、本当に初歩レベルです。
QQキッズではもう一つ上のレベルの教材「smart kids 1〜6」を進めていくうえで、並行してフォニックス教材「magic phonics」を受講することを推奨しています。
具体的には、「smart kids」を4回レッスンしたら「magic phonics」を1回レッスンする、といった頻度です。

ただし、この「magic phonics」は英検対策同様に+25ポイント設定となっているうえ、テキストも別に必要となるため、ちょっと高くついてしまいます。

前述したとおり、QQキッズではポイントの翌月への繰越ができないため、この+25ポイントのせいでポイントを使い切っての調整が難しいんですよね。。

QQキッズのいいところは週3回までなら業界トップレベルの低料金なところでもありますから、英検対策やフォニックス対策を重視すると費用対効果が薄れ、コストが高くなるということを覚えておきましょう。
フォニックスや英検対策を安く集中的にやりたいなら、その間だけ別のオンライン英会話を検討してみる、という手もあります。

教材・アプリ

QQキッズでは、予約時に選択したカリキュラム(テキスト)を使って、専用アプリ「classroom」でレッスンすることができます。

教材

QQキッズの子供向け教材は豊富で、以下の中から選ぶことができます。

・Smart Kids Pre-Starter
・Smart Kids Starter
・Smart Kids
・Magic Phonics
・We Sing We Learn
・Time To Talk
・カラン for キッズ
・WE CAN!

どんな教材か知りたい場合は、一部分を「ダウンロードページ」で公開しているためレッスン前に確認しておくといいでしょう。
私は最初、このダウンロードページがあるのでテキストは無料で購入する必要がないと思っていましたが、その後の日本人カウンセリングの説明でテキストの購入が必要と言われ、QQキッズでは教材費がかかることを知りました。

ただし、レッスンは実際にテキストが画面に表示されている状態で行うので、購入しなくてもレッスン可能です。
というか、私は結局購入せずに「smart kids starter」というテキストのレッスンを終わらせました。
正直なところ、テキストを購入していてもレッスン中は画面を見ながらレッスンを進めるため、購入の必要性を感じなかったです。

ただし、先に述べた「ダウンロードページ」で公開していない部分の予習や復習をするためにはテキストがあったほうがいいので、もっと上級レベルでは購入した方がいいと思います。

アプリについて

QQキッズのレッスンアプリ「classroom」でのレッスンは、テキストの画面も見やすくて、とても使いやすいです。
やはり、専用アプリでのレッスンは「skype」や「zoom」といったビデオ会議システムを利用したオンライン英会話よりも分かりやすいと感じました。

ただ、基本的に娘はiPadの専用アプリを利用してレッスンを受講していたのですが、ページの移動の際に頻繁に表示エラーが出て、ios 用アプリとしては完成度が低いです。
パソコンのブラウザからの利用では特にこういったエラーはないので、iosアプリの問題だと思います。

こういったエラーが気になる方は、iPadからでもアプリではなくブラウザで利用する方がストレスなく進めることができます。

サポート

QQキッズのサポートは、進捗管理は悪くないのですが、カウンセリングについてはそれほど手厚いとは言えません。

進捗管理

会員専用ページでテキストごとの進捗状況や、レッスンごとのレビューなどをいつでも確認できます。

ただ、このレッスン情報は、そのレッスンでやった簡単なまとめと、「次回はここから」という申し送りレベルの簡単なレビュー程度なんですよね。
この点は口コミや体験談などでもやや不評な点で、もう少し温かみや励ましの言葉あるといいなと思っている人が多いようです。

ただし、我が家ではあまり気にしてません。
レッスンが終わる前にレビューが来ることもありますが、これで講師は次のレッスンの準備が円滑にできる部分もあるでしょう。
講師側の事情に配慮してみると、レッスン予約は30分単位、レッスン時間は25分ですから、講師の次のレッスンの準備や休憩を含めて5分で終わらせる必要があるわけです。
これに前のレッスンのレビューが加わると、休憩時間もなく講師が疲弊していくことにも繋がりかねません。

QQキッズの予約のしやすさとレッスンの質が高いことは、こういった仕組みの徹底にあるのでしょうね。

カウンセリング

娘のレッスンに付き添っていると、自分が受験英語として覚えたものとは違う表現や言い方が出てきた際に、疑問を持ったとしても相談できる場所がないんですよね。
QQキッズの日本語によるカウンセリングサービスは、有料サービスへの本登録後の最初の1回だけで、継続的なカウンセリングは受けることができません。

事務局は、レッスン中のことは「レッスン中」に講師に直接「英語で」質問してください。というスタンスなので。
「それ無理ぃぃ!」と言いたくなりましたが、実際には細かい文法的な話で、娘にはまだ早いなと思い、それ以来、質問は諦めました。

ただし、英会話能力が上達してきて文法的なこともきちんと覚えていかなくてはいけない時には、この問題と向き合う必要があると感じていました。
英語で質問できるようになることも大事だと思うので、今後の課題として今は心に留めておいています。

親の付添い

QQキッズは最初のフリートークが少なく、決まったフレーズのやり取りのあと、テキストどおりにレッスンが進んでいきます。
本登録して半年間ほど、いろいろな講師にレッスンをしてもらいましたが、ほとんどの講師に当てはまることなので、本当に徹底されています。

テキストどおりやっていく分には、簡単な指示さえ聞き取れれば親の付き添いは必要ない子が多いでしょう。
circle …. (丸で囲んで)
type … (タイピングして)
draw a line … (線で結んで)
などが初級では多い指示でした。

オンライン英会話では講師側もジェスチャーで教えてくれるので、聞き取れてなくてもなんとなく分かるようです。

ただし、話が盛り上がるとテキストの内容からフリートークに話が発展する講師もいるので、こういう時は固まってしまいますが、あまり伝わっていないことが分かると次に進んでくれます。
こういった点から、QQキッズのレッスン受講時はほとんど私は付き添わず家事をしていたりします。

口コミ

twitterでのQQキッズに関する口コミを集めてみました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
最後にもう一度、QQキッズのいいところ、惜しいところをまとめておこうと思います。

いいところ

業界トップレベルの料金の安さ
講師数が多い
講師のレッスンの質が一定
全員がオフィスからレッスン
全員がTESOL持ち
予約がしやすい
専用アプリで予約もレッスンもできる

惜しいところ

厳密には子供専用のオンライン英会話ではない
毎日プランがない
ポイントを翌月に繰り越せない
iPadの専用アプリの動作がイマイチ
キャンセルは12時間前でもポイントの50%を失う
英検、フォニックス専用コースがない
教材費がかかる
継続的な日本語カウンセリングサービスがない

QQキッズを検討されている方は、まずイメージをしっかり掴んでから、ぜひ無料体験してみてください!