体験記

ハッチリンクジュニアを8歳の子供が無料体験した感想!【無料テキスト、宿題あり、iPad OK!】

ハッチリンクジュニアは、子供向けのオンライン英会話を検討していると一度は目にする有名なオンライン英会話です。
料金・講師・教材等のレベルの高い、総合力の高いオンライン英会話で、受講先として視野に入れている方も多いはず。
テキストは基本無料ですし、宿題もあり、パソコンだけでなくiPadでも受講できます。

しかし、オンライン英会話にはこのレベルの会社はいくつもあり、他社と比較して迷ってしまいますよね。
無料体験レッスンもあるのでまずはやってみるのもいいですが、2回しかないので事前にきちんと調べて、チェックすべきポイントを把握してから始めると、なお良いと思います。

今回は、8歳の自分の子供がハッチリンクジュニアを無料体験したときの体験談をご報告します!
ハッチリンクジュニアのいいところ惜しいところ、また、ハッチリンクジュニアに向いている子向いていない子などをお伝えできればと思います。

当サイトのハッチリンクジュニアの評価

当サイトにおけるハッチリンクジュニアの評価

当サイトにおけるハッチリンクジュニアの評価は、以下のとおりなかなかの優秀なオンライン英会話といえます。

料金
講師
予約
レッスン内容
教材・アプリ
サポート

 

なぜハッチリンクジュニアの無料体験レッスンを受けようと思ったか

なぜハッチリンクジュニアの無料体験レッスンを受けようと思ったか

私がハッチリンクジュニアをオンライン英会話の候補として選び、無料体験を受けてみようと思ったのは、以下の3つの理由があります。

1つ目に、料金が安いこと
週2回で4,054円は、当サイトの比較では2番目に安いです。
2番目といっても1位のQQキッズとは1円差ですので、トップといっても差し支えないでしょう。
継続してオンライン英会話を続けていこうとするなら、やはりコストは大事ですよね。

2つ目に講師がオフィスからレッスンしてくれる、というのも嬉しい点。
通信回線は安定している方がいいです。以前、QQキッズで講師側の設定で通信がうまくいかない時がありましたが、スタッフもそこにいるので比較的早く復旧できました。

3つ目としてレッスンで使うテキストが無料であることもいい点でした。
特に最初は「何ヶ月かやってみたけど、やっぱり別のところを探そう」と思いやすいものですが、有料テキストを購入しなければならないとなると、その分無駄になってしまいます。

ただし、let’s goなどのメジャーな有料教材であれば、他のオンライン英会話に移籍しても使うことも可能だと思います。特に、子供のレッスンテキストはやっぱり神じゃなきゃ!と思っている人も多いと思うので、そういう方は気にしなくてもいいと思います。

家族とのアカウント共有は、予定が入って消化しきれないときに、レッスン回数を無駄にしたくない人には重要なポイントとなります。
ハッチリンクジュニアは家族でのアカウント共有ができるため、無駄なくレッスンを使い切ることが可能です。

以上のように、ハッチリンクジュニアは総合力が高く料金とのバランスがとてもいいんですよね。

8歳の子供が無料体験をiPadで受講した感想

ここからは、8歳の子供が実際にハッチリンクジュニアの無料体験を、iPadで受講したときの感想です。
ハッチリンクジュニアの無料体験を検討している方は参考にしてみてください。

体験レッスンに必要なもの

体験レッスンに必要なもの

公式HPでレッスンに必要なものとしてパソコンがありますが、iPadでも十分にレッスン可能でした。
ただし、テキストは画面共有での閲覧となるため、画面の大きさはそのままテキストの視認性に繋がります。
画面のタッチ操作などはなかったので、できればパソコンで受講する方がいいように感じました。

レッスンツールとしてはSkypeを使用しました。
ちゃんとオンライン英会話をできて不満はないのですが、やっぱり専用アプリだと予約の確認からレッスンルーム入室などが全部一つのアプリ内でできるので、今後専用アプリが開発されるといいなと思います。

講師

講師の画像

QQキッズやリップルキッズパークよりも最初のフリートークが多かったです。
割合としては、レッスン時間の半分以上を使った感じでしょうか。

1回目は「体験なので英語力の判定のためかな?」とも思いましたが、2回目もそうだったので、ハッチリンクジュニアの方針なのかもしれません。
テキストに沿って淡々とやるよりも、ちょくちょくフリートークが入ってくるので、講師に親しみを感じます。

一方で、うちの子のようにフリートークがやや苦手な子には、少し苦痛な時間に感じるようでした。

正しい言い回しの徹底

正しい言い回しの徹底

ハッチリンクジュニアは、簡単な質問のやり取りの中で正しい言い回しを徹底してくれました。

例えば、「What’s this?」などの簡単な質問に対して、子供は「Apple!」など単語で答えがちですが、「It’s an apple.」などをその後に正しい言い方を教えてくれます。
それはどこでもそうといえばそうなのですが、ハッチリンクジュニアでは1回も正しくない英語で答えたときに、講師側がそれを流したりせず毎回訂正していたのはすごいなーと。

長く続ければ100%とはいかないと思いますが、他のオンライン英会話と比べてその辺が徹底され、正しい英語が身につきやすいと感じました。

日本語も多めに使用してくれる

日本語も多めに使用してくれる

無料体験の1回目・2回目ともに、子供が答えに詰まると積極的に簡単な日本語を使用してくれました。
QQキッズやリップルキッズパークと比べても多めに使ってくれている気がします。

日本語の使用については事前のレッスンリクエストでも要望可能ですし、会社として日本語でのフォローに力を入れているのかな、と思いました。

授業スピードはやや遅め

授業スピードはやや遅め

前述のとおりフリートークが多いこともあると思いますが、授業スピードはやや遅めでした。
こちらの理解度をきちんと探りながら先に進んでいくので、置いていかれるような感じはしませんでしたね。
レベルの高い子にはもしかしたらもどかしく感じるかもですが、初心者にはいいと思います。

講師の構成は男性少なめ

男性講師少なめ

オンライン英会話では女性講師の方が多いものですが、ハッチリンクジュニアは講師数がそこまで多くないのもあり、男性講師は少なめです。
男性講師じゃないとダメ、というお子さんには、他のところのほうがいいかもしれません。

3社について、実際にある日の予約画面で、予約可能な講師数の内訳を調べ、全体における男性講師の割合を計算してみました。

オンライン英会話男性講師女性講師男性率
QQキッズ114人373人23.4%
リップルキッズパーク36人250人12.5%
ハッチリンクジュニア25人91人21.5%

こうして見ると、男性率が著しく低い、というわけではないと思いますが、総講師数が少ないことが男性講師の少なさに直結してしまっているかもしれませんね。

日本人講師については一応在籍しているのですが、ほとんどがフィリピン人講師となっています。
ある日の予約可能な講師数のうち、日本人講師の内訳は、116人中7人でした。

稼働率もそれほど高くないうえ人気もあるため、空いててレッスン回数が消化し切れない、といったときに予約をしてみるといいと思います。

そのほか、気にするほどではないと思いますが、無料体験2回目にして予約していた講師が急遽変更となりました。
QQキッズやリップルキッズパークでは一度もなかったので、少しびっくりしました。

レッスンリクエスト可能

レッスンリクエスト可能

ハッチリンクジュニアでは、会員ページから「レッスンリクエスト」を出すことができます。
リクエスト項目は以下のとおりです。

・日本語を使用してほしい
・歌を取り入れてほしい
・ゲームを取り入れてほしい
・発音指導をしてほしい
・センテンスを正してほしい

このリクエストは個々のレッスンではなく、毎回のレッスンに適用されるため、毎回リクエストしなくて済むのがいいですね。
他のオンライン英会話だとレッスンごとにリクエストするしかないものが多いですし、大人向けのオンライン英会話と共通のプラットフォームだと、リクエスト内容も大人向けなものが多いです。

ハッチリンクジュニアは、リクエストもひらがなであるように、完全に子供向けとして作られているので、非常に使いやすいです。

テキストは無料オリジナルが基本

無料オリジナルテキスト

レッスンに使用したテキストは、ハッチリンクジュニアの無料オリジナルテキストです。
希望すれば市販の有料テキストを使用することもできるとのことですが、リクエストしなければオリジナルテキストとなるようですね。

完全な初心者として始めたので、フォニックスの「A」からのスタートでした。
そのレベルでの感想となりますが、他の有料テキストと比べても遜色ないレベルだと思います。

ただし、希望すれば市販の有料教材も使用できるので、他のオンライン英会話などを経験済みでやりかけの教材があれば、続きをすることもできます。
また、「やっぱり勉強は紙テキストじゃないと!」という方は他のオンライン英会話でも使える「let’s go」などのテキストをAmazonなどで購入して使うといいかもしれません。

宿題が出る

宿題が出る

ハッチリンクジュニアでは、レッスン後のフィードバックで次回までの宿題が課されます
といっても具体的な課題が出るわけではなく、次回のレッスンで行う範囲を宿題としてお知らせしているイメージです。

ただし、子供一人で次回のテキストの範囲を見て、初めて見る文法などを勉強していくのは難しそうでした。
親子が一緒になって次回のレッスン範囲を確認し、文法的なものはフォローしていく必要があるでしょう。

自習教材

自習専用の教材なし

他のオンライン英会話ではアプリなどで自分の現在の進捗にあった自習ができるものもありますが、ハッチリンクジュニアは自習専用の教材はなく、テキストの宿題として次回レッスン範囲が送られてくるだけでした。

自習するにはそのテキストを自分で予習し、レッスン後に復習するくらいしかできないので、子供が自分ひとりで自習するのは難しいでしょう。

親の付き添いの必要性

親の付添いの必要性

QQキッズなどでABCなどのフォニックスまでは終わっている程度の8歳の子供目線です。
フリートークが多いので、うちの子のようにフリートークだと困ってしまう子には親の付添い必要だと感じました。

私もリスニング、スピーキングが苦手なので、正直なところ子供レベルのフリートークについていくのにかなり必死でした。
親も英語に抵抗感があると、付き添っても挫けてしまう子もいるかもしれませんね。

物怖じせず、日本語で聞き返すくらいのメンタルのある子なら、多少の日本語のフォローもあるので、親の付き添いなしでもいけそうです。

そもそもフリートークの部分はカリキュラムの進捗には直接関係ありませんし、何回もやればパターン化されてくるので、そのうち覚えてくれるでしょう。

口コミ

口コミ

twitterでのハッチリンクジュニアに関する口コミを集めてみました。

リクエストはちゃんとレッスンに反映してくれるようですね。

オンライン英会話全般に言えることだと思いますが、生で聞いてもわからない英語をSkypeで聞くとなおさら聞き取りづらいのはありますね。。

子供のオンライン英会話に付き添ううちに、親の方も英会話慣れしたくなるのはありますね!
自分ひとりじゃ始める気にならなくても、子供のレッスン回数が余ってたらやってみるか、という人は多いのではないでしょうか。

オンライン英会話全般に共通すると思いますが、漫然とオンライン英会話を続けても、意外と話せるようにはならないという貴重な意見ですね。。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
最後にまとめとして、ハッチリンクジュニアのいいところ、惜しいところをまとめておこうと思います。

いいところ

○無料テキストでも有料教材と比べて質は悪くない
○講師がオフィスからレッスン
○講師が優しくて親しみがある
○レッスンが進捗がゆっくり
○宿題がある

惜しいところ

△フリートークが多いのはいいのだが、完全な初心者にフリートークは敷居が高いので、フリートークの基本的なことフレーズを教えていく必要がある
✕講師数、特に男性講師が少なめ
△専用アプリがない

ハッチリンクジュニアを検討されている方は、まずイメージをしっかり掴んでから、ぜひ無料体験してみてください!