小学校2年生、8歳の娘がリップルキッズパークを体験してみました。
我が家にとってはGLOBAL CROWN(グローバルクラウン)、QQキッズに続いて3つ目のオンライン英会話。
フィリピン人講師で、自分でレッスンの受講回数を選べるので、サービス内容が似ているQQキッズと比較が多めです。
結果としては、レッスンプラットフォームとしてはQQキッズが優秀、子供向けという点ではリップルキッズパークの方が優秀、といった印象でした。
まず始めにリップルキッズパークのいいところと惜しいところのまとめです。
完全に子供専用オンライン英会話
要望を読んでリクエストにしっかり答えてくれた
フィリピン人講師でも若干の日本語を使ってくれる
テキストのレッスンの他にゲームがある
最安ではない
専用アプリではなくZOOM
テキストの表示が画面共有で見づらい。ツールで書いたりがなかった。
テキストの進捗管理が分かりづらい
ではそれぞれの項目の感想について、以下で述べていきましょう。
目次
当サイトのリップルキッズパークの評価
当サイトのリップルキッズパークの評価はかなり高いです。
毎日プランのないポイント制のオンライン英会話としては業界トップレベルと言っていいでしょう。
料金 | ◎ |
---|---|
講師 | ◎ |
予約 | ◎ |
レッスン内容 | ○ |
教材・アプリ | △ |
サポート | △ |
体験レッスンの流れ
リップルキッズパークの体験レッスンを受講する具体的な流れをご紹介します。
登録
まずはリップルキッズパークに会員登録(入会)する必要があります。
登録手続きは簡単で特に迷うことはありませんでしたので、ここでは登録の流れは割愛します。
この時のマイページ設定として、レベル判定をするかしないか、を選ぶことができます。
「レベル判定をしない」場合、完全な初心者としてスタートすることになります。
子供はこの時すでにQQキッズを4ヶ月ほど続けており、完全な初心者かというとやや疑問ではありますが、新しいオンライン英会話に苦手意識を持って欲しくなかったので、ひとまずレベル判定をせず、完全な初心者としてスタートしました。
予約
登録後、予約していきます。
リップルキッズパークでは、1回目の無料体験レッスンから自分で講師を選んで予約していくことになります。
リップルキッズパークでは、「今すぐ予約可能な講師」が表示されており、講師にこだわりがなければ予約可能な講師を見つけやすいです。
私は前もってレッスン予定を組むよりも、子供と家庭の予定を確認しつつ、当日に予約することが多いので、この仕組みは便利でした。
他にも「日別空き状況」という項目があり、「この日のこの時間に空きがあるかないか」がすぐ分かるクイック検索のような機能があり、これもとても便利です。
このような、ユーザーの補助機能が豊富なところがリップルキッズパークのいいところだな、と思いました。
体験1回目
初期設定で「レベル判定をしない完全な初心者」としてスタートしているので、体験1回目から通常どおりレッスンが始まりました。
初期設定で「英語経験者なのでレベル判定をして欲しい」を選択している場合は、1回目はレベル判定になります。
完全な初心者としてスタートするので、1番簡単なABCとかからかな、と思ったら、なんと始まったのは「Let`s go 2」のテキスト。
「Let`s go」シリーズは使ったことがないのでわかりませんが、少なくとも「2」の時点で絶対に完全な初心者向けじゃないし!と心の中でツッコミつつ、親も隣でフォローするから初回は何とかなるかと思い、このままレッスン開始しました。
まぁ英語で「テキストのレベルを一つ落として」なんてどう言えばいいかもわからないので、レッスン中に要望を出せる英語力はないのですが。
ちなみに、リップルキッズパークで使用する「Let’s go」は「5th Edition」です。
すでにお手持ちの方は、バージョン違いに気をつけてください。
テキストはZOOMの画面共有で送ってくれたので、手元になくてもレッスンできましたが、テキストが縦長サイズなのにZOOMが横長サイズなので、画面上のテキストが小さくて、少々見づらかったです。
こちらの受講環境がiPadというのもあったと思いますが。
QQキッズで専用アプリ「classroom」で「smartkids」を受講したときは、レッスン用にサイズが最適化されていたようで、画面の小ささなどは感じませんでした。
この点は「Let’s go」という紙ベースのテキストを使っているのでしょうがないのかもしれませんが、改善してほしい点でもあります。
ひとまず隣に親がつき、あれこれ助け舟を出しながらなんとかレッスン完了しました。
今にして考えると、普通にレベル判定をしてもらった方が良かったな、と。
その後、やはりこのままこのテキストを続けるのは厳しいと判断し、「リップル英検コース」に申し込みました。
ちなみにリップル英検コースは、
・教材が難しい
・会話だけではなく単語力や基礎知識を付けさせたい
・学習成果を分かりやすくしたい
といったニーズに応えてリップルキッズパークが独自に用意したカリキュラムです。
「実用英語技能検定」、いわゆる英検とは関係はないので注意しましょう。
詳細は後述しますが、オリジナルテキストに日本語の解説がついたり、進捗状況がマイページから見れたりと、初心者にはありがたい機能がついています。
体験2回目
2回目の体験レッスンではリップル体験コースになっているはずなので、またABCからかな・・・?と思ったら、普通に前回の続きで「Let’s go 2」が始まりました。
おかしいとは思いつつ、とりあえずなんとかなるかと思って進めましたが、やはりだんだんと子供には難しくなってきたらしく、最後には泣き出してしまうことに。。
そのまま立ち直ることができず時間が過ぎ、レッスン終了。
その後、メールで確認してみたところ、リップル英検コースを選んでいても、予約した講師がリップル英検コースに対応していないと「通常コース」になる、とのこと。。
確かにHPをよく見ると、その旨の記述がありました。
見ていなかった自分が悪いんです。
でもあえて言いたい。
それくらい全員対応しろし!
せめて「その講師はリップル英検コースに対応していませんがよろしいですか?」とかのアナウンスくらいしろし!
ところが、本来2回のはずの体験レッスンを、リップルキッズパークは神対応で1回追加してくれました!
これでリップル英検コースも体験できることなりました。
体験3回目
3回目は前回の反省を生かして「リップル英検コース」対応講師を選びました。
さらに要望として「ゆっくり話してほしい」という要望を入れてみました。
結果として、3回目の講師は要望をしっかり聞いてくれて、過去一番ゆっくりと話してくれました。
QQキッズでは毎回この要望を出しているのですが、あまりゆっくりには感じられませんでしたが、リップルキッズパークの講師は本当にゆっくりで、子供もとても聞き取りやすかったようです。
3回目はデスクトップパソコンでレッスンを受講してみましたが、リップル英検コースのテキストを大きいディスプレイで見ると、それなりの見やすかったです。
本登録へ
体験レッスンに満足したら、本登録してみましょう。
リップルキッズパークはQQキッズとは一味違って悪くないと思ったのですが、テキストを購入する必要があることと、私はまだ他のオンライン英会話も経験したかったので、いったん本登録は見送りました。
体験した感想
ここからは実際の各項目を体験した感想をお届けします。
料金
料金の安さは、QQキッズの2割増し、といったところでしょうか。
トップレベルとまでは言えないかもしれませんが、週2回までであれば上位グループといえるでしょう。
週4回となると、料金では毎日プランのあるオンライン英会話に負けてしまうので、土日にまとめてレッスンしたい、などといったニーズがなければメリットは少なくなります。
コース | 料金 | 単価 |
週1回 | 3,122円 | 780円 |
週2回 | 4,888円 | 611円 |
週3回 | 6,722円 | 560円 |
週4回 | 8,352円 | 522円 |
週5回 | 9,953円 | 497円 |
※単価は月4週として計算
リップルキッズパークの料金形態の惜しいところは、毎日プランがないところと翌月への繰越しができないところです。
毎日プランのあるオンライン英会話、例えば学研のkimini英会話では月額6,028円です。
この場合、月のレッスン回数とレッスン単価の関係は以下のとおりとなります。
レッスン回数 | 料金 | 単価 |
週1回 | 6,028円 | 1,507円 |
週2回 | 6,028円 | 753円 |
週3回 | 6,028円 | 502円 |
週4回 | 6,028円 | 376円 |
週5回 | 6,028円 | 301円 |
なので、週2回までならリップルキッズパーク、週3回以上できるならkimini英会話のような毎日プランのあるオンライン英会話のほうがメリットがあるといえますね。
翌週への繰越し
リップルキッズパークはレッスン回数が週単位で決まっていて、翌週への繰越しができないので、消化しきれなかったレッスン回数は消滅することになります。
繰越しもやりすぎると結局は後半にしわ寄せがいってしまい、自分が苦しい思いをするだけなので、リップルキッズパークを受講する場合は割り切って、計画的にレッスンしていきましょう。
ただし、リップルキッズパークは次に紹介する家族共有アカウントで、兄弟や親でもレッスン回数を消化することができるので、本人の都合がつかない場合は他の家族がレッスンしちゃいましょう!
家族共有アカウントで兄弟や姉妹もレッスン可能
リップルキッズパークでは、家族共有アカウント、つまり、1つのアカウントにメンバーとして兄弟など他の家族を登録し、他の家族でもレッスン可能です。
週3回や週4回コースなどちょっと多めのコースを受講している場合、レッスン回数が消化しきれない場合があると思います。
そんなときでも、他に兄弟や姉妹がいればレッスン回数を無駄にすることなく消化することができますね。
他にも、兄弟や姉妹がまだオンライン英会話を始めてないけど、これから始めるうえで体験させたい、というときなんかにも使えそうですね。
この点は、パパママ目線ではQQキッズなどの競合他社よりも明確なメリットだと思います。
講師
リップルキッズパークの講師によるレッスンはとても良かったと思います。
具体的には、以下のような素晴らしい点があります。
・講師数が比較的多い
・講師全員がオフィスからレッスン
・フィリピン人講師でも若干の日本語を使ってくれる
・要望をしっかり聞いてくれる
・テキストだけではなくゲームなどを取り入れて飽きない工夫がある
では一つ一つ見ていきましょう。
講師数が比較的多い
講師数は400〜500人くらいで、QQキッズの半分程度とそれほど多くありませんが、標準的なオンラインよりも多めで予約に困ることはありません。
他にも体験したハッチリンクジュニアやエイゴックスなどでは、急に数時間後に予約を入れようと思った時に予約可能な講師が1人もいない、といった時がありましたが、リップルキッズパークなら急な予約にも対応できるでしょう。
講師全員がオフィスからのレッスン
リップルキッズパークでは、講師はオフィスからレッスンをしています。
今回は3回の体験レッスンをしましたが、いずれの講師も通信回線は安定していました。
この点、リップルキッズパークはQQキッズと比べても遜色ありません。
さすがオフィスからのレッスンだな、と思わせる品質です。
QQキッズは明らかにオープンなオフィスからレッスンしていて、コールセンターのようにいつも周りがガヤガヤしているのですが、リップルキッズパークはそれに比べると個室っぽいところからレッスンしているような雰囲気で、講師も生徒もレッスンに集中しやすい環境だと思います。
フィリピン人講師でも若干の日本語を使ってくれる
リップルキッズパークでは、フィリピン人講師でも、簡単な指示などでは若干の日本語を使ってくれます。
「Repeat after me.」と言ったあと、日本語で「言ってみて」という感じ。
子供の場合、言われた表現を繰り返すことはできるのですが、そもそも講師側の指示が英語なので、指示自体が理解できないという場面が多いです。
日本人講師の場合は、指示が理解できていないと日本語で指示してくれるのですが、フィリピン人講師の場合は基本的には日本語をまったく使わない人が多いです。
リップルキッズパークでは、公式ページで「先生たちが最低限の日本語を使い、絵やジェスチャーなどを交えレッスンするので、英語を勉強するのは初めてというお子様でも入りやすく、楽しく学べます。」と謳っているので、この点は英会話を習いはじめの子にとっては大きなメリットですね!
要望をしっかり聞いてくれる
リップルキッズパークの要望機能は、マイページで設定すると全てのレッスンに反映される仕組みとなっており、とても使いやすいです。
QQキッズではレッスンのたびに講師にリクエストを出すことができるのですが、「ゆっくり話してほしい」などの要望は毎回出すことになるため、正直面倒でした。
また、要望したことはしっかりとレッスンに反映してくれました。
ゆっくり話してほしいといった要望を出すと、驚くほどゆっくり話してくれます。
QQキッズで「ゆっくり話してほしい」と要望してもそれほどゆっくりに感じなかったのですが、リップルキッズパークでは本当にゆっくりでした。
QQキッズは、会員登録するとQQ Englishという大人と同じプラットフォームを使うことになるのに対して、リップルキッズパークは完全に子供専用のオンライン英会話であるため、「ゆっくり」のレベルも子供のレベルで考えてくれているのかもしれません。
他にも、日本語の使用やテキストに沿って進めるか、など、かなり細かく設定することができます。
ウチの子のように、フリートークを楽しむ余裕がない子にはテキストに沿って進めるのがいいでしょうし、歌やゲームが苦手な子はしないように要望するなど、子供の性格に合わせて設定してあげましょう。
ここまで細かく要望を設定できるオンライン英会話はめずらしいように思います。
ただし、基本的には「先生に任せる」を選択するようにリップルキッズパークではお願いしていますので、過度な設定はやめておきましょう。
ゲームなどを取り入れて飽きない工夫がある
リップルキッズパークは、テキストによるレッスンだけではなく、レッスンの終了時間が近づくとゲーム(というかクイズとか小テスト?)をしてくれました。
先生の後についてひたすらリピートしていくだけだと飽きてしまいますし、新しいことを25分間覚え続けるのも大変なので、レッスン中に復習を兼ねてゲーム形式でレッスンしてくれるのはいいアクセントになると思いました。
子供の感想としては、お勉強的なレッスンよりも、こういったゲーム形式の方が楽しいようです。
予約
リップルキッズパークは講師数が比較的多いので、とても予約を取りやすいです。
予約はマイページから日時を選ぶだけなので、とてもスムーズです。
QQキッズでは日時のほかに、「キッズ対応」、「カリキュラム」を選ぶことになりますが、リップルキッズパークは子供専用のオンライン英会話であること、カリキュラムは前回の続きが自動的に引き継がれるため、毎回のレッスンでこれを選ぶ必要がありません。
注意点としては、各講師の対応できるレッスンが予約時のアイコンで表示されていることです。
私も失敗してしまいましたが、「リップル英検コース」を受講する場合は「リ」というアイコンのついた講師を選ぶ必要がありますし、フォニックス専用教材で学びたければ「フォ」を選ぶ必要があります。
予約検索時に、それぞれのコースに対応可能な講師を検索できたり、リップル英検コースを受講している場合はデフォルトでリップル英検コース対応講師を検索できるようになればもっとスムーズだと思うのですが、その点は今後に期待したいところですね。
予約はレッスンの45分前まで可能でなっています。
この点はかなり直前まで予約できるので、急にスケジュールが空いた時などにも予約しやすいですね。
キャンセルについて
リップルキッズパークのキャンセル可能時間は4時間前となっています。
それ以降はキャンセルしても「消化扱いキャンセル」となり、週の回数からはしっかり減らされます。
逆に言うと4時間前までにキャンセルすれば消化扱いにならないというのは、QQキッズやハッチリンクジュニアの「12時間前まで」よりも条件が緩いので、比較的キャンセルしやすいと言えます。
レッスン内容
リップルキッズパークのレッスンは、どの講師もきちんとテキストに沿って教えてくれるので、質が高いと感じました。
どの講師でも比較的同じように教えてくれるので、安心感があります。
ただし、英検対策やフォニックス対策重視でレッスンを受講するのであれば、少し注意が必要です。
英検対策は2〜3級の二次面接対策のみ
リップルキッズパークの英検対策は、2級~3級の二次面接対策のみ対応しています。
他のオンライン英会話と比べると英検対策コースとしては少々物足りない気がしますが、子供専用のオンライン英会話であることを考えると、ほとんどの子供にとっては2級まででいいのかもしれませんね。
筆記試験も含めて英検対策を全部任せたい!という人には他のオンライン英会話も検討するといいでしょう。
フォニックス専用コース
リップルキッズパークは、フォニックス特化教材の「Let’s Go Phonics」に対応しており、要望欄で希望することで使用することができます。
フォニックスを集中的に学ぶことで新しい単語の読み方がすぐわかったりするので、ある程度早い段階で取り組むと学習効果が高いと思います。
QQキッズでは4回に1回程度、フォニックス教材を使うことを推奨していました。
リップルキッズパークでは特に推奨時期などは示されていませんが、単語量が増えてきたな、と思ったら取り組んでみるといいでしょう。
教材・アプリ
リップルキッズパークではレッスンで有料の市販教材を使用します。
また、レッスンで使うアプリは専用ではなく、ZOOM、Skypeを使用します。
教材
リップルキッズパークは、以下の有料の市販教材をメインとしてレッスンに使用します。
使用する教材としてはメジャーなものに絞っており、種類は多くありません。
・Let’s go Let’s Begin
・Let’s go 1~6
・Let’s Go Phonics
・International English
・Side by side
「Let’s go」シリーズはイギリスの有名なオックスフォード大学が、非英語圏の子供が英語を学ぶために作ったテキストです。
オンライン英会話業界でもよく使われており、途中で別のオンライン英会話に乗り換えた場合でも再利用しやすいメジャーな教材です。
入門・初級レベルとして位置づけられています。
「International English」は、中級レベル。
「let’s go」シリーズと同じオックスフォード大学から出版された教材なので、let’s goの内容が気に入っていればこちらを使うといいと思います。
「SIDE BY SIDE」は同じ中級レベルとして紹介されています。
他のオンライン英会話でも使われるメジャー教材ですが、基本的には大人でも共通して使える=話題が大人向け教材と考えた方がいいでしょう。
リップル英検コース
リップル英検コースは、「Let’s go」シリーズを使用した通常コースでは難しい、と感じる子供のための、リップルキッズパークのオリジナルテキストを使用するコースです。
通常コースと異なる点は、主に以下の部分です。
・教材そのものに日本語訳がある
・文法の説明がある
・アクティビティやゲームがある
・復習用テキストと講師の音声ファイルがダウンロードできる
・専用の進捗管理ページがある
個人的には文法説明やアクティビティ、進捗管理ができるのがいい点だと思いました。
復習教材を用意してくれるのはありがたいですが、できればテキストよりは専用アプリで練習問題を用意してほしいところです。
通常コースではテキストをどんどんなぞっていくだけなので、子供もあまりレッスンを楽しみにしていませんでしたが、リップル英検コースに切り替えてから「楽しかった!またやりたい!」と言ってくれました。
初心者の子供のモチベーションのためには、通常コースよりもリップル英検コースのほうがいいな、と思いました。
アプリについて
リップルキッズパークのレッスンアプリは、ZOOMまたはSkypeを利用して行います。
今回の体験ではZOOMを使いました。
レッスン方法としては、事前にZOOMを事前にインストールしておき、ブラウザのマイページのアイコンをクリックすると、レッスン用のルームに入れる、という仕組みです。
アイコン自体は準備中表示と準備完了のそれぞれがあるのですが、慣れないせいか、いつ入れるようになるのか、見逃さないように注意しているのがちょっと面倒だな、と思いました。
体験中でテキストは購入していなかったため、テキストは画面共有で見せてもらって行いました。
画面共有であげている関係上だと思いますが、QQキッズよりも画質が荒くて文字が小さく、テキストが手元にないと大変だと思います。
QQキッズは専用アプリなので仕組みが違うのかもしれませんが、画面共有ではなくPDFファイルをアップロードしているのだろうと思います。
この辺は、自社アプリ、自社テキストの強みと、市販教材・汎用アプリの差なのかもしれません。
サポート
リップルキッズパークのサポートは、あまり手厚いとは言い難い状況です。
進捗管理はレッスン履歴から確認するしかありません。
また、カウンセリングについてはそもそも制度として存在しないため、受けることができません。
では詳細を見ていきましょう。
進捗管理
リップルキッズパークには、一見して現在の進捗状況がわかる仕組みはありません。
そのため、「今どのテキストをどこまで進めたかな?」といったことを確認するためには、マイページ中の授業履歴→レッスンのレビューを確認、という作業をしていく必要があります。
リップルキッズパークは教材が多くないので、学習する教材を変えずにずっと使い続けるのであればそれほど困ることはありませんが、普段の学習の合間にフォニックス教材や英検対策を取り入れると、ここの学習状況がひと目で分かるページがないのは不便に感じるでしょう。
市販教材を使用する通常コースではなく、リップル英検コースを選択している場合はマイページから進捗状況を把握することができます。(有料会員限定)
カウンセリング
リップルキッズパークにカウンセリングサービスはありません。
相談したいことがあれば、事務局とのメールのやり取りで行う必要があります。
事務局のメールは非常に丁寧で、大手にありがちな、いかにも事務的なメールというわけではありませんが、やはり悩み相談があればカウンセリングサービスを利用したいもの。
そういう方はカウンセリングサービスのあるオンライン英会話を選ぶといいでしょう。
親の付添い
リップルキッズパークは、最初は娘にはレベルが高い教材を使っていたためか、付き添わないと全くレッスンできそうにありませんでしたが、レベルを落とせば親の付き添いはなくてもレッスンできました。
「ゆっくり話してほしい」という要望を出せば本当にゆっくり話してくれるので、ついていくことは十分可能です。
ただし、ZOOMの画面共有でレッスンをしているためか、ホワイトボード機能を使っていないため、レッスン中に手を動かすことがなく、講師の指示に従って 喋るのが中心のレッスンになっています。
そうなると、聞き取ることが中心となり、英語初級者では親の付き添いなしでついていくのは少々難しいかもしれません。
QQキッズと比較すると、実際に手を動かす動作が少ないので、子供にすると少し苦痛のようでした。
QQキッズでは「丸で囲んで」とか「線で結んで」とか「書いてみて」といった指示が多かったので、「先生の英語を聞く」というインプットと、自分で表現するアウトプットのバランスが良かった気がします。
口コミ
twitterでのリップルキッズパークに関する口コミを集めてみました。
先生が来ない確率、5回に1回って感じ。チケットもらえるからいいんだけどさ。 #リップルキッズパーク
— えむの日々 (@FehG4DfxJMusryK) October 6, 2021
オンライン英会話の先生都合のキャンセルは、補填してもらえてもちょっと残念な気持ちになりますね。。
日本人の感覚と講師側のお国柄の違いもあるかもしれません。
4歳の息子とオンラインで英会話。一人では話せるレベルではなく、ほぼお父さんの言ったことの伝言ゲームのようにやってる。電車や動物などの名前を当てたり、まだI am xxや、I like xxのようなシンプルなものだけど、日本語以外の世界があることは早めに教えてあげたい。 #リップルキッズパーク pic.twitter.com/GwEloT8A0M
— Sumito.Tsukada (@19840209) January 26, 2019
リップルキッズパークは3歳から対応しているので、早めに子供にオンライン英会話を始めさせたい方にはおすすめのオンライン英会話ですね!
3歳、4歳、5歳くらいの幼児では、特にリップルキッズパークのような子供専用のオンライン英会話がいいかもですね!
すーちゃんおはよう!😊
リップル休会しようと思った理由は、好きな先生が立て続けに辞めたのがきっかけで、親子共に萎えてたんだよね💦あとは娘が楽しんでない時とか集中力にかけるときに先生が画面共有してゲームを始めるんだけど、そのゲームが私はちょっと嫌で・・😅
— いおり@Holoholo (@iori_holoholo) January 19, 2020
子供はゲームが好きな子が多いと思いますが、親目線では嫌な人もいるようですね。
リップルキッズパークは画面共有でのゲームなので、ちょっとノリにくいというかやりづらいな、と私も感じました。
でも娘は「楽しかった!」と言っていたので、やはり親目線と子供目線では意見が食い違いますね。
個人的には、子供のモチベーションに繋がるならいいのかな、という気持ちです。
セブからリップルキッズパーク講師3名が来日。日本人社員の前で業務の説明とかのプレゼン中。子供向けレッスンやってるからなのか、とてもゆっくり話している印象。 pic.twitter.com/d9b3eh5KWd
— Gaku Nakamura@レアジョブ (@gkgk) June 18, 2019
リップルキッズパークは子供専門のオンライン英会話なので、「ゆっくり話す」の基準が本当に子供に合わせてゆっくりなんですよね。
「子供専門のオンライン英会話」と、「キッズ対応可能なオンライン英会話」の違いを感じるポイントでした。
オンライン英会話、予約時間30分前に娘が寝てしまって、一応繋いで謝って終わろうと思ったんだけど、先生が2人でお喋りしましょうか?と提案してくれて、意図せず私が英会話レッスンを受ける事になり、趣味や姉妹の話をして結果めっちゃ楽しかった😂#リップルキッズパーク
— ちー®3y6m (@yuncnmm) July 15, 2021
メインで受講する子供が急に受けられなくなっても、家族で共有できるオンライン英会話だとせっかくのレッスンを無駄にしなくて済みますね!
子供が泣き出してしまったからレッスンを1回補填してくれるなど、リップルキッズパークはかなり柔軟に、しかもユーザーファーストで対応してくれる印象です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
最後にもう一度、リップルキッズパークのいいところ、惜しいところをまとめておこうと思います。
完全に子供専用オンライン英会話
要望を読んでリクエストにしっかり答えてくれた
フィリピン人講師でも若干の日本語のサポートあり
レアジョブの系列
テキストのレッスンの他にゲームがある
最安ではない
専用アプリではなくZOOM
テキストの表示が画面共有で見づらい
テキストの進捗管理が分かりづらい
リップルキッズパークを検討されている方は、まずイメージをしっかり掴んでから、ぜひ無料体験してみてください!